ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「それで、えっと……下剋上に入った女の子、だよね?」

「あっ、はい。そうですけど……」



それが、どうかしたのかな……?

わたしは不安になりながらも、頷く。



「よかった〜! あってたんだね」

「ふふっ、噂通りとっても可愛いわ」

「これで強いってんだから、すごいな!」



う、噂……?

なんのことだろう……

小さく、首を傾げてしまった。



「ねぇ、ちょっと私たちの拠点に来てくれないかな?」

「え、えっと……すぐ終わるなら」

「わかった。じゃ、一緒にいこうか」



私の言葉に、黒髪の女性は嬉しそうに笑いながら言った。

そのまま、私の手を引いて歩き始める。

……ちょっとだけ、居心地が悪いな……

なんだかこの人たちは、年上な気がするし……

不安になりながらも歩いていくと、黒髪の女性は立ち止まった。