ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

『……無視か? いい度胸だな』



でも、またクロの声が聞こえてきて、はっとなってしまった。

とても怖くて……だけど、さっきよりはマシな気がする。

葵央くんのおかげで、勇気が出てきたのかも……

そう考えて、わたしは息を吸った。



「……わたしは、解放されました。クロなんかの命令は、もう聞きません……」

『は?』

「く、屈しません!」



わたしは、電話に向かって懸命に叫んだ。

瞬間、花園さんが近づいてきて、褒めるように言ってきた。



「よぉし、よく言った! さぁ、追撃もしないとね! はい、ばぁかばぁか!」

「ば、ばぁかばぁか!」

「感情が足りないよ〜! ばぁかばぁか! アホまぬけ!」

「ばぁかばぁか! アホまぬけ!」