ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「命令に逆らえないってなんだ?」

「あ、えっと……文字通り、命令を聞かないといけないって感じてしまう……みたいな」

「やりたくないこともやらないといけないのか……」



使命感を無視できる精神力があるなら、我慢もできるんだろうけど……わたしはそんなに心が強いわけでもない。

でも、迷惑かけるなら……我慢して、学園を退学した方がいいのかも。

この場所、ちょっとしかいなかったけど好きになってたし、楽しかったけどね。

そんなふうに考えていると、少し考え込んでいた加護野さんが、思いついたように言った。



「それ、リーダーなら消せたりしないかな?」

「あー、確かにできそうだよねー」



2人の言葉に、わたしは思わずリーダーの方を見てしまった。

少しめんどくさそうにしながらも、リーダーは小さく頷く。

で、できるんだ……!

驚くと同時に、なんだか希望が見えてきたような気がする。