ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

わたしが視線を逸らしながら答えると、葵央さんは驚いたように声を上げる。

でも、驚いているだけで、嫌悪とかの感情は見えないような……?



「その……怖がるとか、嫌いになるとか……ないの?」

「いや、俺は別に……ヴァンパイアは聞いたことあるけど、被害に遭ったわけでもないからな」



授業では、ヴァンパイアは悪いものって教えられたのに……?

不思議に思いながらも、差別してこないんだ、となんだか少し嬉しくなってしまう。

そんなわたしに、葵央さんが軽く首を傾げながら聞いてきた。



「リーダーも気にしてなさそうだぞ?」

「え?」

「……まぁ、人もヴァンパイアも変わらない。役に立てばいい」



そ、そうなんだ……!

わたし、消されない……っ!

なんだか、不安が一気に消え去った気がする。

少し表情を明るくしたわたしに、花園さんも声をかけてきた。