この星空の下で、君に恋をした

 知らなかった。

 私は小さくうなずいただけで、
 それ以上、何も聞けなかった。



 放課後、
 私はもう一度、病院へ向かった。

 会えるとは思っていない。
 ただ、何でもいいから知りたかった。

 ナースステーションで、
 昨日と同じ看護師さんを見かける。

 声をかけようとして、
 一瞬、迷った。

 ——聞いて、いいのかな。

 それでも、
 立ち止まったままではいられなかった。