この星空の下で、君に恋をした

 翌日、学校はいつもと同じように始まった。

 授業中、
 先生の声が遠く聞こえる。

「ねえ、相沢くんさ」

 友達が小さな声で話しかけてきた。

「入院、長くなりそうなんだって」

 私はペンを握ったまま動けなくなる。

「……そうなの?」

「うん。相沢くんと同じクラスの子が言ってた。
 しばらく戻れないかもしれないって」

 “しばらく”
 また、その言葉。

 でも今度は、
 前よりも重く聞こえた。

「詳しいことは知らないけど……
 前から通院してたみたいだね」