この星空の下で、君に恋をした

「優しくされると、辛い」

 視線は、まだ合わない。

「辛い、って……?」

「……ちゃんと、距離を取らないといけない」

 その言い方は、
 自分に言い聞かせているみたいだった。

 私は分かったふりをしなかった。

「それは、相沢くんが決めることなの」

 少しだけ、強い声になった。

 相沢くんは今日初めて私を見た。
 驚いたように、目を瞬かせる。

「……じゃあ、誰が決めるんだよ」

「私も、決めたい」
「私にも、決めさせてよ」

「会いたいか、会いたくないか。
 心配するか、しないか」

 言ってから、心臓がうるさくなる。