相沢くんがいなくても、
空は変わらずそこにあって、
季節は勝手に進んでいく。
それが、どうしようもなく寂しかった。
あの数分の面会で、
もっと何か言えばよかったのかもしれない。
でも、あのときの相沢くんの横顔を思い出すと、
どの言葉も正解じゃなかった気がした。
「来なくてよかったのに」
あの声は拒絶じゃなかった。
優しさに近すぎた。
だから私は、
何もできないまま、時間をやり過ごしてしまった。
夏と秋の境目を、
私は立ち止まったまま通り過ぎた。
空は変わらずそこにあって、
季節は勝手に進んでいく。
それが、どうしようもなく寂しかった。
あの数分の面会で、
もっと何か言えばよかったのかもしれない。
でも、あのときの相沢くんの横顔を思い出すと、
どの言葉も正解じゃなかった気がした。
「来なくてよかったのに」
あの声は拒絶じゃなかった。
優しさに近すぎた。
だから私は、
何もできないまま、時間をやり過ごしてしまった。
夏と秋の境目を、
私は立ち止まったまま通り過ぎた。

