この星空の下で、君に恋をした

 相沢くんのクラスに行っても、相沢くんの席は空いたままだった。

 最初のうちは、
 「しばらく欠席」
 その言葉に、まだ希望を残していた。

 でも日が経つにつれて、
 空席は「当たり前」みたいに教室に馴染んでいく。

 それが、怖かった。


 ノートを取っているとき、
 ふとした拍子に星の名前が頭をよぎる。

 ——あれは、何て言ってたっけ。

 思い出そうとして、やめる。

 思い出せば、きっと声まで浮かんでしまうから。