この星空の下で、君に恋をした

「……来たのか」

「うん」

 それだけで、胸がいっぱいになる。

 相沢くんは、すぐに視線を逸らした。

「……来なくてよかったのに」

 責めるような言い方じゃない。
 でも、距離を取ろうとする声だった。

「少しだけだから」

 私は、ベッドのそばまで近づかず、立ったまま答えた。
 近づきすぎないように。
 相沢くんが、嫌そうにしない距離を選んで。

「……倒れたとき」

 言いかけて、言葉を探す。

「……びっくりした」

 それだけしか言えなかった。