この星空の下で、君に恋をした

 教室は、いつも通りだった。
 クラスメイトの笑い声も、窓から入る風も、何も変わらない。

「相沢、今日も休み?」

 誰かのそんな声が聞こえて、私はノートをめくる手を止めた。

 先生が淡々と答える。

「しばらく欠席だそうです」

 “しばらく”
 その言葉が、胸に引っかかる。

 授業中、黒板の文字が頭に入ってこなかった。
 時計の針ばかりを、何度も確認してしまう。

 ——今、どうしてるんだろう。

 考えないようにしても、考えてしまう。