この星空の下で、君に恋をした

 十分。
 
 二十分。

 時間が進むたびに、
 「まだ」という言葉が、少しずつ形を変えていく。

 ——今日は、来ないのかもしれない。

 その考えにたどり着いた瞬間、
 胸が、すとんと落ちた。

 理由は、分からない。
 
 体調が悪いのかもしれない。

 用事があるのかもしれない。