この星空の下で、君に恋をした

 私は、無意識に髪を触っていた。

「……それ」

 相沢くんの声がする。

「やってる」

 私は手を止める。

「……考えてるとき、でしたよね」

「ああ」

 それだけで、話は終わった。

 夜の相沢くんは、
 私のことを見てくれる人。

 でも昼の相沢くんは、
 誰にも踏み込ませない人。

 その二つが同じ人だと分かっているのに、
 どう接すればいいのか、分からなくなる。