この星空の下で、君に恋をした

 放課後、屋上へ向かう階段を上りながら、私は昼のことを思い出していた。

 夜に会っている人を、昼に見かける。
 それだけで、こんなに距離を感じるなんて思わなかった。


 屋上の扉を開ける。

 そこには、相沢くんがいた。
 
 いつもより少し早い時間なのに、もう来ている。

「……こんばんは」

 私が言うと、相沢くんは振り返った。

「……ああ」

 返事は、いつもどおり短い。
 でも、どこか昼の延長みたいな表情だった。