この星空の下で、君に恋をした

 昼の教室は、音が多すぎる。

 椅子を引く音。

 誰かの笑い声。
 
 廊下を走る足音。

 その全部が混ざって、私は少しだけ息苦しくなっていた。


 窓際の席から、何気なく廊下を見る。
 
 そこを歩いていたのは、相沢湊だった。

 夜の屋上で見る彼とは、やっぱり違う。
 
 背筋を伸ばして、前だけを見て歩く。
 
 周りに人はいるのに、どこか一人でいるみたいな雰囲気。