この星空の下で、君に恋をした

「……分かる気がします」

 それ以上、言葉は続かなかった。

 沈黙が落ちる。
 でも、不安はない。

 風の音。
 遠くの車の音。
 フェンスが小さく鳴る音。

 それら全部が、会話の代わりみたいだった。

 私はちらりと隣を見る。
 相沢くんは相変わらず無表情で、でも肩の力は抜けている。

 ——この人、無理してない。

 そう思えた瞬間、胸の奥が少しだけ緩んだ。