この星空の下で、君に恋をした

「……ああ」

 短い返事。
 それだけなのに、ちゃんと受け入れられている気がする。

 私は昨日と同じ場所に立った。
 
 気づけば、距離を測らなくなっている。

「今日は、あんまり見えませんね」

 私が言うと、相沢くんは空を見上げたままうなずいた。

「雲が多い。……でも、嫌いじゃない」

「え?」

「全部見えない夜もある」

 説明というより、感想みたいな言い方だった。
 私は少し考えてから、頷く。