この星空の下で、君に恋をした

 望遠鏡を積んで、
 少し郊外へ向かう。

 空が、
 広く見える場所。

 夏の夜は、
 まだ少し湿った風を残している。

 昴は芝生に座るなり、
 すぐに空を指さした。

「あれ、なあに?」

 私は、
 その方向を見上げる。

 夜空に、
 三つの光。

 ——変わらない。

 何年経っても、
 同じ場所に。