この星空の下で、君に恋をした

 言い切ってから、
 自分の声が少し掠れていることに気づく。

 そのとき、
 頬に温かいものが落ちた。

 あれ、と思って、
 そっと触れる。

 指先が、濡れた。

 泣いていることに、
 言葉を言い終えてから、
 ようやく気づいた。

 私は涙を拭わなかった。

 止めなくていい気がした。