駅へ向かう道を、私たちは並んで歩く。
吐く息が、
白く重なる。
私は、
その白が消えるのを、
何度も見送った。
——この時間が、
いつまでも続くわけじゃないことを、
体のどこかで分かっていながら。
それでも、足を止めなかった。
冬の始まりの夜は、
静かに、
私たちを現実へと戻していった。
吐く息が、
白く重なる。
私は、
その白が消えるのを、
何度も見送った。
——この時間が、
いつまでも続くわけじゃないことを、
体のどこかで分かっていながら。
それでも、足を止めなかった。
冬の始まりの夜は、
静かに、
私たちを現実へと戻していった。

