この星空の下で、君に恋をした

 でも、そのあとに続いた言葉は、昨日にはなかった。

「俺も、しばらくは来る」


「じゃあ……また、会いますね」

 私がそう言うと、相沢くんは一瞬だけこちらを見た。
 表情はほとんど変わらない。
 でも、目だけが少しだけ柔らかい。

「……ああ」

 それだけで、十分だった。


 星の数はさらに増えて、夜はもう完全に深くなっている。
 時計を見なくても、そろそろ帰らないといけない時間だと分かった。