この星空の下で、君に恋をした

 相沢くんは何も言わなかった。

 近づいて、触れることもしない。

 ただ、
 同じ空を見上げたまま、そこにいる。

 それが今の二人にとって、一番優しい距離だった。

 雪は静かに降り続けている。

 星は少しずつ滲みながらも、まだ消えていない。

 私は涙を拭わずに、空を見上げ続けた。

 ——消える前に、ちゃんと見ておきたかった。

 星も。
 この夜も。
 そして、
 隣にいる人のことも。