謝る理由なんてないのに、
反射的にそう言ってしまった。
相沢くんは、
首を振る。
「謝るな」
そして、少しだけ困ったように笑う。
「……嫌じゃない」
その一言で、
胸の奥に張りつめていたものが、
音を立てて崩れた。
澪は、
何かを言おうとして、
言葉を見失う。
代わりに、
頬に冷たい感触が走った。
——雪?
そう思って、
指先で触れる。
でも、
溶けなかった。
反射的にそう言ってしまった。
相沢くんは、
首を振る。
「謝るな」
そして、少しだけ困ったように笑う。
「……嫌じゃない」
その一言で、
胸の奥に張りつめていたものが、
音を立てて崩れた。
澪は、
何かを言おうとして、
言葉を見失う。
代わりに、
頬に冷たい感触が走った。
——雪?
そう思って、
指先で触れる。
でも、
溶けなかった。

