この星空の下で、君に恋をした

 私は手のひらをそっと差し出す。

 白い粒が、
 触れた瞬間に消える。

「冷たい」

「冬だな」

 相沢くんの声は、どこか柔らかかった。

「ねえ」

 私は空を見たまま言う。

「雪の日に星見るの、初めてかも」

「俺も」

「変な感じ」

「でも……悪くない」

 雪は、
 少しずつ多くなっていく。