この星空の下で、君に恋をした

 ただ、
 ほんの少しだけ、
 私との距離を縮めた。

 肩が、触れそうで触れない。

「寒くないか」

「大丈夫」

 本当は、少し寒い。
 でも、それ以上に、
 この時間が心地よかった。

 しばらく、私たちは黙って空を見ていた。

 そのときだった。

 私の頬に、
 何かが触れた。

 冷たくて、
 すぐに溶ける。

「……?」