この星空の下で、君に恋をした

 学校に近づくにつれて、
 辺りは暗くなっていく。

 校舎の輪郭が見えた瞬間、
 胸が高鳴った。

「……久しぶりだな」

 相沢くんが、ぽつりと言う。

「うん」

 校門は、静かに閉まっている。
 許可は取ってある。

 誰もいない校舎は、
 昼とは別の顔をしていた。

 足音が廊下に響く。

「こんな音、前は気にしたことなかった」

「夜は全部大きく聞こえる」

 私はそう言いながら、階段を上る。