この星空の下で、君に恋をした

 でも今日は、
 一つ一つが違って見える。

 アスファルトの色。
 街路樹の葉が、ほとんど落ちていること。
 吐く息が、白くなること。

 相沢くんは、
 何度も空を見上げていた。

「空、低いな」

「冬だからね」

「……星、見えるかな」

 その言葉に、
 私の胸が少しだけ締めつけられる。

「見えるよ」
「今日は、きっと」

 根拠なんてなかった。
 でも、そう言いたかった。