この星空の下で、君に恋をした

 その日は、朝から空気が違った。

 病院の窓から見える空は高くて、
 雲が薄く、遠くに引き伸ばされている。

 そんな冬の空だった。

「寒そうだな」

 相沢くんが、窓を見たまま言う。

「もう、冬だよ」

 私はそう返した。

 私服に着替えた相沢くんは、少しだけ大人びて見えた。

 制服じゃないだけで、
 こんなにも雰囲気が変わるのかと、
 私は思う。