この星空の下で、君に恋をした

 別の日には、
 窓際に並んで座った。

 外は夕暮れで、
 空の色がゆっくり変わっていく。

「この時間、好き」

 私が言うと、
 相沢くんは短く「俺も」と返す。

 それ以上、言葉はいらなかった。

 病室には、
 機械の音と遠くの足音だけがある。

 それでも、寂しくなかった。 

 私は、
 相沢くんの手元を見る。

 点滴のチューブ。
 白いシーツ。

 見ないようにしていたものが、
 視界に入る。