この星空の下で、君に恋をした

 私は、一歩だけ下がった。

「……澪」

 呼ばれて、足を止める。

「また……」

 相沢くんは言葉を探すみたいに間を置く。

「来なくていい、とかは……言わない」

 私は、少しだけ目を見開いてから、
 小さく笑った。

「じゃあ」

 一呼吸置いて、言う。

「また、来るね」

 迷いはなかった。