この星空の下で、君に恋をした

「約束は、できない」

 相沢くんは先にそう言う。

「未来のことも、
 どこまで一緒にいられるかも」

 私はうなずいた。

「それでも」

 相沢くんは、ほんの少しだけ、声を柔らかくする。

「今、好きだって気持ちは……本当だ」

 私は静かに微笑んだ。

「私も」

 その瞬間、
 何かが変わったわけじゃない。

 触れてもいない。
 抱きしめてもいない。

 それでも確かに、
 二人の気持ちは、同じ場所に立っていた。