この星空の下で、君に恋をした

 頬に冷たい違和感がある。

 頬に手を当てると、
 そこに、はっきりとした感触があった。

 涙だと分かったのは、
 触れてからだった。


「……泣くつもり、なかったんだけどな」

 私は誤魔化すように少し笑いながら言った。


 相沢くんは何も言わない。
 視線だけが私の頬に留まっている。


 病室の静けさが、
 二人の間に落ちる。