この星空の下で、君に恋をした

 逃げない。
 分かったふりもしない。

 ちゃんと聞く。

 相沢くんが、
 何を隠して、
 何を守ろうとしているのか。

 それを知る覚悟を、
 私はこの夜に置いていく。

 屋上を出る前、
 もう一度だけ空を見上げた。

 星は静かに瞬いていた。

 まるで、
 「もう戻れないよ」と
 言っているみたいに。