この星空の下で、君に恋をした

 相沢くんは、
 優しすぎた。

 だから、
 距離を取った。

 だから、
 何も言わなかった。

 私は、それを
 少しずつ理解してしまっている。

 理解してしまったからこそ、
 このまま黙っているのが、
 いちばん残酷な気がした。

 夜風が強くなる。

 私は、制服の袖を握る。

「……次に会えたら」

 星に向かって、そう呟く。