「企画広報も人事と一緒で部長が綺麗な子集めてる節があってさ」
「たしかにうちも三戸さんも涼名ちゃんも綺麗で可愛いです」
「…………ん〜……それって、天然?」
「え?」
名波さんが足を止めるから、わたしも自然と止まる。わたしよりもはるかに背の高い名波さんの表情を窺うように見上げれば、困ったように眉を下げて笑っていた。
えぇ、わたしなにか、困らせるようなことを……?
身に覚えがなくて、こてん、と首をかしげる。
「……いや、なんでもないよ。突き当たり左に第二会議室があるから、そこで待っててくれる?書類持ってくるから」



