▫︎◻︎ ──久しぶりに手を出さなかった。今日の花鈴はいつにも増してかわいくて、すぐにでも抱きそうになった。 けどそれ以上に、ただ、手を繋いで一緒に眠りたかった。いい大人がって笑えよ、花鈴。 「(本当はずっと俺だけなの、知ってるけど)」 俺の腕の中、すやすやと無防備に眠る幼なじみが愛おしい。 ──今日はただ、きみに会いたかった。 ▫︎