ながされて、絆されて、ふりむいて




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──久しぶりに手を出さなかった。今日の花鈴はいつにも増してかわいくて、すぐにでも抱きそうになった。


けどそれ以上に、ただ、手を繋いで一緒に眠りたかった。いい大人がって笑えよ、花鈴。



「(本当はずっと俺だけなの、知ってるけど)」



俺の腕の中、すやすやと無防備に眠る幼なじみが愛おしい。


──今日はただ、きみに会いたかった。




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