ながされて、絆されて、ふりむいて



「……いやごめん、さすがにダサいわ」



まっすぐ見つめていた瞳。わたしに向けられていた柔らかな眼差しが焦りのような、せわしいものに変わって逸れてしまった。


凪のあまくてさわやかな香りでいっぱいのベッドがすき。幾度となくここでぎゅうってしてもらって、それが心地よくてだいすき。


わたし、凪のベッドしかしらないし、凪の抱きしめかたしかしらないの。



きみの温もりしか、わたしは知らない。



ねえ、凪。

わたしがほかのひとと会ってたら、いや?