ながされて、絆されて、ふりむいて



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休憩終わりのいわゆる午後イチ。いつも通りのしずかな執務室。


午後は資料作りと、本部ポータルに寄せられたFAQの回答の準備をする予定だ。


いつも通りパールシールのきらきらが施してあるパソコンを眺めていれば、ふと、斜め前の涼名ちゃんがこちらに視線を送ってきていた。


それから思い出したかのように表情のトーンを上げて、わたしに問いかけてきた。



「お嬢先輩、国見大学の説明会って来週の水曜でしたよね?」



唐突な話題だったけれど、国見大学の就職説明会は確かに来週に迫っていた。凪がOBとして登壇予定のものだ。