私の名前は胡宮優莉。
今中2となり、まだ学校で当てられた時以外口を開いたことがありません。おかしいです。いや、おかしすぎます。今日、家を出た時から、ずっと頭痛がして、クラクラしてます。あー、やっと学校終わったー!早く家帰って寝よ…と、そう思って教室を出た時、「やっ、やめてっ!きゃあああっ!」と、一人の女の子の悲鳴が聞こえた。窓から覗くと、くりくりの黒曜石のような瞳に桃色の唇、サラサラの黒髪ロングストレートヘア。美人の象徴のような女の子、姫園咲さんが、複数の女の子に囲まれていた。「可愛くて男子にちやほやされてるからって調子乗んなよ‼︎」と、グループのリーダー格らしき女の子が叫ぶと、他の女の子たちが水の入ったバケツを取って来て、「その化けの皮剥がしてやる‼︎」と言った。いっ、いくらなんでも理不尽すぎる‼︎"助けなきゃ!"という気持ちが勝って、体調が悪いことも忘れて階段を駆け降りた先には、姫園さんにバケツの水をかけようとしている女の子たちの姿が。やば、い…体が限界を迎えてるっ…でも…「何…してる…のっ…!」私がそう言った瞬間、女の子たちが顔を青くして逃げて行った。な、何で…?「あっ、胡宮さんっ…!ごめんなさっ、あっ!こっ、胡宮さっ、胡宮さんっ‼︎」「胡宮さん!大丈夫⁉︎」そう姫園さんと知らない誰かに名前を呼ばれ、私の意識は途絶えた。
今中2となり、まだ学校で当てられた時以外口を開いたことがありません。おかしいです。いや、おかしすぎます。今日、家を出た時から、ずっと頭痛がして、クラクラしてます。あー、やっと学校終わったー!早く家帰って寝よ…と、そう思って教室を出た時、「やっ、やめてっ!きゃあああっ!」と、一人の女の子の悲鳴が聞こえた。窓から覗くと、くりくりの黒曜石のような瞳に桃色の唇、サラサラの黒髪ロングストレートヘア。美人の象徴のような女の子、姫園咲さんが、複数の女の子に囲まれていた。「可愛くて男子にちやほやされてるからって調子乗んなよ‼︎」と、グループのリーダー格らしき女の子が叫ぶと、他の女の子たちが水の入ったバケツを取って来て、「その化けの皮剥がしてやる‼︎」と言った。いっ、いくらなんでも理不尽すぎる‼︎"助けなきゃ!"という気持ちが勝って、体調が悪いことも忘れて階段を駆け降りた先には、姫園さんにバケツの水をかけようとしている女の子たちの姿が。やば、い…体が限界を迎えてるっ…でも…「何…してる…のっ…!」私がそう言った瞬間、女の子たちが顔を青くして逃げて行った。な、何で…?「あっ、胡宮さんっ…!ごめんなさっ、あっ!こっ、胡宮さっ、胡宮さんっ‼︎」「胡宮さん!大丈夫⁉︎」そう姫園さんと知らない誰かに名前を呼ばれ、私の意識は途絶えた。


