あなたの学校には、七不思議はありますか?
夜中に、学校の音楽室からピアノの音が聞こえてくる…。
トイレに、おかっぱの女の子がいる…。
僕の学校の七不思議はそんなものじゃない。
全部が、命の危険に晒してくる。
そのせいで、犠牲者が去年は128人だった。
その中に、僕の妹も入っていた。
この七不思議の黒幕は一体、誰なんだ…。
☆学校☆
地面と足が磁石みたいに引っ張り合って、なかなか前に進めない。
あの時の僕は、こんなに情けなくなかったと信じたい。いや、違う。
あの時は、僕には…妹がいたんだ。笑顔が可愛い、でも泣き虫で馬鹿で…。
128人の犠牲者を出したあの学校が、まだ閉校にならないのが最大の疑問だ。
「あ、西村天都君ですか?」
そっと肩に乗せられた手を咄嗟に叩き落してしまった。
「だ、誰ですか?」
「あ、ご、ごめんなさい…。私、1年3組の学級委員長の白石綺羅です。先生から、転校生が来るだろうから見ていてって言われて…。」
僕の目の前に立っている女子は、白石綺羅。
背丈はボクと同じくらいの高身長。
「じゃあ、先生がいる職員室に行くわよ。」
綺羅は、長い足を次々と前で出し、歩いて行った。
僕もそのあとをついていく。
「ねぇ、天都君ってすごい勇気あるよね。」
どこからそんなことを思ったんだよ、と思いながら綺羅を見ると、ある資料を渡してくれた。
『犠牲者128人 行方はどこ?』
〇〇学校は、毎年、何らかの理由で生徒が次々と行方不明になる事件が起こっています。学校側も理由がはっきりしていないらしく、まだ犠牲者は出続けています。しかし、この学校は通っている生徒の数が、1200人ととても多いので、閉校にすることができないとのことです。
「こんな学校に転校してくるなんて…。」
「…知らなかったよ、こんな事件。」
綺羅は、「だよね。」と笑って、職員室まで連れて行ってくれた。
「じゃあ。」
綺羅は僕に手を振って、教室に姿を消していった。
「じゃあ、クラスに行くぞ。」
担任は、柔道でもやっていそうな男の教師だった。
夜中に、学校の音楽室からピアノの音が聞こえてくる…。
トイレに、おかっぱの女の子がいる…。
僕の学校の七不思議はそんなものじゃない。
全部が、命の危険に晒してくる。
そのせいで、犠牲者が去年は128人だった。
その中に、僕の妹も入っていた。
この七不思議の黒幕は一体、誰なんだ…。
☆学校☆
地面と足が磁石みたいに引っ張り合って、なかなか前に進めない。
あの時の僕は、こんなに情けなくなかったと信じたい。いや、違う。
あの時は、僕には…妹がいたんだ。笑顔が可愛い、でも泣き虫で馬鹿で…。
128人の犠牲者を出したあの学校が、まだ閉校にならないのが最大の疑問だ。
「あ、西村天都君ですか?」
そっと肩に乗せられた手を咄嗟に叩き落してしまった。
「だ、誰ですか?」
「あ、ご、ごめんなさい…。私、1年3組の学級委員長の白石綺羅です。先生から、転校生が来るだろうから見ていてって言われて…。」
僕の目の前に立っている女子は、白石綺羅。
背丈はボクと同じくらいの高身長。
「じゃあ、先生がいる職員室に行くわよ。」
綺羅は、長い足を次々と前で出し、歩いて行った。
僕もそのあとをついていく。
「ねぇ、天都君ってすごい勇気あるよね。」
どこからそんなことを思ったんだよ、と思いながら綺羅を見ると、ある資料を渡してくれた。
『犠牲者128人 行方はどこ?』
〇〇学校は、毎年、何らかの理由で生徒が次々と行方不明になる事件が起こっています。学校側も理由がはっきりしていないらしく、まだ犠牲者は出続けています。しかし、この学校は通っている生徒の数が、1200人ととても多いので、閉校にすることができないとのことです。
「こんな学校に転校してくるなんて…。」
「…知らなかったよ、こんな事件。」
綺羅は、「だよね。」と笑って、職員室まで連れて行ってくれた。
「じゃあ。」
綺羅は僕に手を振って、教室に姿を消していった。
「じゃあ、クラスに行くぞ。」
担任は、柔道でもやっていそうな男の教師だった。


