恋のシンドローム


6時過ぎぐらいになると、予定通りあおがやってきた。

「藍翔くんいらっしゃいー!待ってたよ」

「こんばんは、お邪魔してます」

ママはあおの事が大好きで、小さい時からよく
「あおとくんはかっこいいねー」
「一人でなんでもできて偉い!!」

なんて事を言いながら藍翔を溺愛してた。

最初はあおのお母さんが居ない寂しさを埋めてあげようとか、そんな事思っていたんだろうけど、今は分からない。

でも、多分今は、結構心から思っていると思う。

長年一緒に過ごしてきた私たちは、もう家族のようなもので。

隣にいるのが当たり前だと、思ってしまう。