高い身長をかがめて私と目線を合わせると、口元に人差し指をつけて「シー」なんて言っている。 「…そ、それ仕返しのつもり…?」 思わず顔がブワッと赤くなるのが自分でもわかるくらいにかっこよかった。 「ドキッとした?」 「そ、そりゃするよ…」 「大成功」なんて言って笑う葉山くん。 その後二人で下駄箱まで歩いた。 「白石さんは、西宮待つ?」 「うん、あおと帰るから待つよ」 「そっか、じゃあね」 手を振りながら下駄箱を開ける。 バサバサバサバサッッッ______ 「っ…なに、これ」