恋のシンドローム




「明日の体育祭、お前ら全力でやれよ!!!」


帰りのHR、山センが熱意のこもった声で言う。


号令が終わるとガヤガヤと帰り始めるクラスメイト。


「白石さん」

帰ろうとした矢先、葉山くんに呼び止められる。

「どうした?」


「これ、明日の担当時間とか色々書いてあるから。さっき先生に渡しておいてって言われて。」



「ありがとう、明日がんばろうね」


「そうだね、がんばろ」


フワッと微笑む葉山くん。


その笑顔が眩しいくらいにかっこいい。


「な、なんかついてる?」


私が数秒固まっていると、自分の顔に手を当てて尋ねてくる。