恋のシンドローム



たった1日二人で歩かなかっただけで新鮮味が蘇る帰り道。


その心地良さは前と変わっていなくて。

やっぱりあおといるとすごく安心する。


「明日は、ちゃんと出てきてね」


「わかってるよ」


お互いの家の前。

不貞腐れていつもの時間に出てこなかったあおに念を押す。


「昨日ご飯どうしてたの」


「適当に食った」


「体に悪いから、ちゃんと家来て食べて」


「姉ちゃんかよ」


「あおは私の家族同然だもん」


「…そうだな」


「またあとで」と言って家に入っていくあおを見送って自分も家にはいる。