恋のシンドローム



「あお、ごめん」

黙り込むあお。


「カフェ、あおと行きたくなかった訳じゃないよ」

「知ってる」

「じゃあ、私があおに意地悪してると思ってるの?ケーキとか食べさせないために断ってるとでも?」


「りせに悪気が無いのなんて、わかってる」


「じゃあなんで怒ってるの」


「…そろそろ気づけよ」


俯いたまま唇を噛み締めるあお。


「黙ったままじゃわかんないよ、」


「告白された」

「え?」

「今さっき、女に呼び出されて付き合ってくれって言われた」

茶髪の人が言ってた通り呼び出されてたのはホントだったみたい。

「は、話しそらさないでよ」