恋のシンドローム


その空気に二人で少し笑う。


話せば話すほどその人の事を知れる。


当たり前のことだけど、気軽に話せる友達を作れなかった私にとってこうゆう時間はすごく久しぶりで、変な感覚になる。


すごく楽しい。


二人で食堂に座り、お弁当を食べる。


「白石さん、自分でお弁当つくってるの?」


「いや、お母さんだよ」


「お母さん、料理上手なんだね。お弁当が賑やか」


「お弁当が賑やか?」


「色とりどりで楽しそうな感じしない?」


「葉山くん、お弁当に感情はないよ」


「それはそうなんだけどさー」


「言葉のあやってやつ???」と付け足して1口箸で頬張る。