恋のシンドローム


「うん、こちら、クラスメイトの葉山くん。」

手を差し伸べて葉山くんをさす。

視線だけ葉山くんに目を向けるあお。

あおは人見知りだから多分葉山くんのこと良く思ってない。

「紹介されなくても、もう知り合いだよ、俺達」

「え?」

「な、西宮」

「どーも」

適当な挨拶をして不貞腐れたような顔をするあお。

「そ、そうなんだ」

「じゃあ、白石さんバイバイ」

「うん、バイバイ」

踵を返して手を振る葉山くんを見送る。


「お前、あいつと仲良いの」

「最近、係の仕事一緒になって話すようになったよ」


「へー」