白石さんはもっとクールで人と話さないタイプかと思ってたけど、話してみたらすごい楽しくて話しやすかったって言われて安心したり。
あっという間に外は暗くなってて。
「すっかり暗いね」
外へ出るなり辺りを見回しながら微笑する葉山くん。
「そうだね」
「送ってくよ」
「え、大丈夫だよ」
「暗い中女の子を一人で帰らせる人、滅多に居ないと思うよ?」
「え、でもほんとに」
「いいからいいから」と被せ気味に言う。
家までの道も、他愛もない話をしながら歩いた。
「スイカって結局、果物と野菜どっちなんだろ」
「たしかに、どっちなんだろうね」
「美味しいから野菜じゃなくて果物じゃない?」
「それ白石さん観点でしょ笑」
葉山くんと話してる間はあおや美波と話してる時と似てて、なんだか楽だし楽しい。
