恋のシンドローム


「その、実は俺も、昨日ちょっと仲良くなれて嬉しかった」

照れているのか手の甲で顔を隠している葉山君。


少し赤らんだ耳を見てこっちが恥ずかしくなってきてしまう。

「…なにこの空気」

美波が横から顔を出してくる。

「あ、美波おはよう」

「葉山と仲良かったっけ?」

「いや、昨日から?」

私たちを見て怪訝そうな顔をする美波。

「じゃあ」

小さい解釈をして葉山君は自分の席に戻った。

「ちょっと」

「はい」

「私と西宮しか友達いなかったあんたに何があったの」