恋のシンドローム


「怒られちゃったねー」

「仕方ないね笑」

なんて話して、お互い怒られて落ち込んだ気持ちを軽くさせる。

「そういえば、葉山君はなんで遅れたの?」

「ああ、えっと…」

質問した途端に、バツが悪いような顔をする葉山君。

「あ、ごめん、答えたくなかったら大丈夫だから」

「そういうわけじゃ無いんだけど…、まあ、ごめん」

少し気まずい雰囲気になり、私は苦笑いする。

その後二人で教室を出て、下駄箱まで向かった。

「白石さん、家どっち?」

「駅と反対の方だよ」

「徒歩?」

「うん、葉山くんは?」